2014.2

「ミヒャエル・ボレマンス」展

ゲントを拠点に活躍するアーティスト、ミヒャエル・ボレマンス氏が京都に滞在し、初めて墨絵に挑んだ作品を期間限定で建仁寺塔頭のひとつである両足院のお茶室に展示、公開するという企画展を特別展として開催しました。題材は両足院の庭で副住職と選び取った山梔子でした。  

見学者は、門から毎日住職と副住職が手入れする庭園を通り抜け、お茶室へ向かいます。お茶室には、伊賀の窯元・土樂の陶工、福森雅武氏が期間中3回生け変えに足を運ばれ、ボレマンス氏が描いた絵と、その日に選ばれた蓮、木蓮といった花が生けられました。

 

また、墨絵は、「18800 pieces 2012.6.13」展で唐紙を現場で敷き詰めてくださった宇佐美松鶴堂の職人さんたちが表具を担当、軸装していただきました。表具に使われたそれぞれ3種類の生地の組み合わせは、宇佐美松鶴堂が両足院に持ち込んでくださった山のような布地の中からボレマンス氏自身が選んだものです。この展覧会は、東京・品川の原美術館で開催されていた氏の個展の時期と重なっており、完全予約制で開催した京都でのこの特別展は、連日満員のにぎわいとなりました。  

会期:2014年2月20日(木) ~ 25日(火)  

会場:臨済宗 建仁寺塔頭 両足院 水月亭

主催:京都芸術大学 

協力:Zeno X Gallery、ギャラリー小柳  

表具:宇佐美松鶴堂  

告知デザイン:下田理恵(da.)

企画:徳田佳世 (WATER AND ART)

写真:森川昇