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2012.4
伊東豊雄:Cave of Books(本の洞窟)
「Cave of Books」展は、“芸術大学を知性のジャングルのような場所にしたい”という発想を起点に建築家の伊東豊雄氏により設計されました。2015年オープン予定の伊東氏設計の台中国立歌劇院の構造に着想を得た洞窟のような空間がエントランスラウンジに登場しました。
洞窟という原始的空間のなかに図書館という知の象徴が組み込まれ、新しい知性が生まれる場所となることを目指しました。並ぶ図書は、伊東豊雄氏とブックディレクターの幅充孝氏により“育つ本棚”をテーマに、美術書にとどまらず、自然科学や社会・環境問題など多岐に渡り、世界に広がる不可思議さはすべて制作活動とつながるという考えのもと選定されました。
また、京都芸術大学に併設されているこども芸術大学に通うこどもたちのためのワークショップ「本の中を冒険しよう」を開催しました。
会期:2012年4月10日(火) ~ 8月30日(木)
会場:京都芸術大学人間館1Fエントランスラウンジ
主催:京都芸術大学
協力:株式会社 伊東豊雄建築設計事務所
企画:徳田佳世 (WATER AND ART)
写真:渡邊修
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